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7. センサーの比較較正等のための観測
各センサーが正しく作動しているかを確認すること、および観測されたデータを用いて様々な物理量を計算する上で必要となるデータを入手することを目的として、以下の項目において観測を実施した。
・海洋観測:水温・塩分・溶存酸素(深度150mまで)
・気象観測:気圧・気温・風向・風速
(参考データとして相対湿度)
・雪氷観測:積雪深・積雪温度・積雪密度・海氷厚・海氷温度・海氷塩分
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図−4 比較較正観測(海洋)
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写真−10 比較較正観測(気象)。風向風速計と温湿度計。気圧計はテント内に設置
(1)海洋観測(写真−9)
26日の午後に、溶存酸素計付き電気伝導度・水温プロファイラーを用いて観測した水温と塩分濃度の鉛直分布を図−4に示す。
この鉛直分布は、ボーフォート海の代表的な鉛直分布(50〜100m深に水温極大、150m深に水温極小)6)を示していることが分かる。
(2)気象観測(写真−10)
22日から27日にかけて観測した気圧、気温、風向、風速、相対湿度を図−5に示す。
気温は太陽高度が最も低い真夜中がら1〜2時間後に最低、太陽高度が最も高い正午から1〜2時間後に最高となった。(ただし図−5の横軸は、データ整理止GMTで表示してあるので、作業地点での地方時はGMTより約9時間遅れていることに注意のこと。またこの地方時は、モールドベイにおける使用時刻とも異なることに左
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図−5 比較較正観測(気象)
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